極東海運(FESCO) - ロシア株情報局-Антенна-
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極東海運(FESCO)


日本でもコンテナに興味のある方は知っていて、日本国内でも見かけることがあるかもしれない、FESCOについて紹介しましょう。

株データー



(チャートはJust2Trade.onlineによるMT5を介したデータです)
下記情報公開日:2017年11月11日
正式名:極東海運会社
ロシア語正式名表記:PJSC Дальневосточное морское пароходство
ロシア語略名:ДВМП
ティッカー:FESH
Quik:DVMP ao
創設:1880年
公式HP:http://www.fesco.ru/
P/E:-1.82
P/S:0.51
P/B:-0.70
EV/EBITDA:12.08
Vol:181,600
配当利回り:配当無し
取引株数単位:100株
国内証券会社での取扱:無し (Just2Trade.onlineで取得可能)
コメント:配当なし。規模最大級。長期的には荒くない動き。底を打ち、巻き返し中。
また、近いうちに大株主が大量のFESCO株を放出するとの噂があります。
この際、現在よりも高値で一気に売りに出された場合、FESCOの株が上昇する可能性もあります。
高値でない場合、どのような動きが起こるかは不明です。波乱の予感です。注目しておきましょう。
また、FESCOは2017年11月12日現在、6.9RUBで取引がなされています。事業規模から見て、安く感じます。

基本情報


サムネで使用したシンボルマークは、2種のシンボルを合体させたものです。
よく使用されており、コンテナにも描かれているシンボルは画像下部の「FESCO」と描かれている部分です。
画像上部のマークは、トラックなどのドア部分に描かれているものです。
筆者個人的には、あまり表には出ていないものの、この上部のマークの方が好きなので併せて紹介しました。

FESCOの特徴といえば、なんといっても規模の大きさでしょう。
その規模の大きさはというと、ロシア最大級であり、また、極東と名についていますが、全世界70箇所以上に拠点を設けています。
また、氷砕船運用分野においても強みがあります。
陸路も万全のカバーがなされており、ロシア鉄道と協力関係にあります。
ロシア鉄道そのものへの投資は、私のチェック漏れかもしれませんが、無いように見えます。
傘下の"ТрансКонтейнер"への投資は可能ですが、こちらは少しお値段がします。
(1株4500RUB、日本円にして9000円ほど)
なので、FESCOはロシア鉄道とセットであると頭の中で変換して、FESCOへ投資するという考えがあってもいいのかもしれません。
少し、お得感が増します。

FESCOと日本


極東と名がついており、1880年創設というところから察することが出来るように、FESCOと日本には縁があります。
ただしそれは…良い縁だけ、とは言えません。
大祖国戦争(日本では大東亜戦争)の中で、日本とソビエトとの間に残念な出来事が起きています。
日本人としては、言うまでもなく不可侵条約の一方的な破棄により、当時の国土をメチャクチャにされた歴史があります。
北方領土問題に関しては、未だに解決されていません。
では、FESCOの目線ではどのようになっているかというと、国際法違反を繰り返され、日本により無防備に等しいFESCOをはじめとするソビエトの民間船を先に攻撃された、という視点があります。
不可侵条約期間中に、178隻のソビエト船が拿捕され、25隻以上が撃沈されたと主張しています。
このように、陸上でのイメージが強いソビエトですが、海上でも犠牲が出ており、ウラジオストクには永遠の炎という船と船員の慰霊碑が建立されています。
歴史に関することなので、全ての真偽について正確に知るということは難しいことでしょうが、FESCOを手にする際には、このことについても頭の片隅に置いておくと良いでしょう。
あえてここに書き記したのは、公式HPでも上記内容が歴史の一部として記されており、手にしてから知ると、人によっては動揺するかもしれないと判断したからです。
ネガティブな内容を紹介しましたが、ポジティブな内容もあります。
まず、数あるロシア株の中でも貴重な、国内で実際に目にすることの出来る銘柄でもあります。
また、1958年には日本・ナホトカ便が開業しており、日本とソビエト・ロシアをつなぐ役割をFESCOは果たしました。
現在でも、ナホトカといえば日本と縁のある港町として知られており、その役割の大きさのほどを知ることが出来るでしょう。

FESCOとソビエト海軍


FESCOのリーダーから、ソビエト海軍大臣を輩出することもありました。
現在は不明ですが、FESCOと海軍との繋がりというものは、今もなお、あるのかもしれません。
一つのFESCOに関する知識・要素として、覚えておいて損はないでしょう。

まとめ


1880年創設というロシア最古の海運メーカー、FESCO。
私は、握りました。
今回は重い説明もしましたし、複雑な関係も横たわっていますが、未来は明るいものだと私は信じます。
そして機会があれば、ぜひFESCOの株を手にして下さい。
FESCOはきっと、貴方を歓迎してくれるでしょう。


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    赤い十月

    Author:赤い十月

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    加筆・修正履歴

    2018年8月17日
    注意銘柄一覧を更新しました。

    2017年12月6日
    中東は荒れ模様」を追記し、情報源を追加しました。

    2017年12月3日
    「銘柄情報一覧」に記載漏れがあった銘柄を追加しました。ご迷惑おかけしました。

    2017年11月22日
    「今日のソビエトコーナー」を「今日のロシアコーナー」へと名称変更しました。

    2017年11月21日
    ロシアの祝日(2018年版)を加筆しました。

    2017年11月21日
    銘柄情報一覧にて、ティッカーコードを併記しました。

    2017年11月18日
    注意銘柄一覧に【GTSS】と【TANL】を追加しました。

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