そしてプーチンが動き出す - ロシア株情報局-Антенна-

そしてプーチンが動き出す


以前中東がヤバいでも触れたように、中東方面で大きな動きが起きています。
そして「次はプーチンの番です」とも言いましたが、そのプーチンが動きました。

ダーイシュ終了のお知らせ


ロシア・イラン・シリアの三カ国が相次いで勝利宣言を出しています。
また、明日の22日に開かれる「ロシア・イラン・トルコ三カ国協議」でも、トルコはシリア問題で協力姿勢を示していくものと見られています。

プーチン、アサド


そして本日、訪露中のアサド大統領とプーチン大統領が会談しました。
プーチン大統領は「アサドは『ロシア軍のお陰で国は救われた』と語った」「シリアにおけるテロとの闘いは間もなく終止符がうたれるだろうが、新たな火種が出てくるであろう」と語りました。
この、新たな火種がポイントになるかと思われます。
恐らく、自由シリア軍との闘いを指しているのでしょう。
自由シリア軍は「中東がヤバい」でも触れた、サウジが支援しているシリアの反政府武装組織です。

懸念されてた通りの展開


「シリア内戦にて、ダーイシュが殲滅され、そこから更に政府軍と反政府軍との闘い、つまり、米露の代理戦争になるのでは?」
このように前々から予測がされていましたが、既にプーチン大統領の目には、予測ではなく確実に起こる展開として見えているのでしょう。
つまり、シリア内戦は次のフェーズへと移行したということです。
今まで中東における不安定要素といえば、ダーイシュでしたが、これからは、西側寄りの反政府軍組織と、親露派組織、この衝突へと突き進むことでしょう。
主な戦場はシリアであり、ここからイラクなどにも飛び火する可能性があります。

トルコとかいう問題児


トルコはクルド人問題を抱えており、これが情勢を更にややこしくしています。
そして、トルコは欧州と中東を繋ぐ位置におり、また、ドイツとの取引問題、難民問題などで、欧州情勢にも影響を与えていくことになる可能性もあります。
この問題を、視野を広げて考えれば「トルコ・ドイツ・サウジ・アメリカ」などといった、いわゆるショックの源になりそうだと言われている国々ばかりが出てきます。
明日の三カ国協議にて、トルコが自重し、クルド人問題などで攻撃的な発言をせず、大人しくしてくれなければ、中東における平和への道のりは更に遠のくことでしょう。

次はサウジと米のターン


中東情勢の雲行きは改善ではなく、より深刻化していく可能性もあります。
既に米軍は「誤爆」として、ロシアが支援するシリア政府軍の拠点に爆撃を仕掛け、結果としてダーイシュを支援した形となり、そのまま政府軍が敗北するという戦闘を作り出した前科を持っています。
ちょうど米露が、より協力してダーイシュを倒していくかどうかを探り合っていた時期で、これは米軍からのアンサーとしてロシア・シリア政府軍から見られました。
ダーイシュという共通の敵が潰えたいま、より強い米露の睨み合いになっていくことでしょう。

折れて市場を失うのはどっち?


すでに、中東を巡る冷戦はスタートしています。
そして現在は、ダーイシュなき後の地域構築に向けた体制作りを急ピッチで進めているように見えます。
それはロシア陣営のみならず、アメリカ陣営も同じでしょう。
外交戦と、物理的な圧迫の繰り返しに耐え切れずギブアップするのは、果たしてどちらでしょうか?
筆者は「ロシア陣営は優勢のままテロ掃討を続け、反政府軍を壊滅させる。
トルコは欧米から嫌われ、更にロシアチーム寄りに。
サウジはチョロチョロと反政府軍を支援した後に、国内の基盤固めのため一旦手を引く。
米国は歯がゆいものの、中東にこれ以上関わっても利が出にくいため、途中で反政府軍の支援を打ち切り、サウジ強化に勤しむ」
のではないかと予測します。
もちろん筆者自身、素人であると理解しているので、様々な可能性を探って記事にしますが、メインとしての予測はこのとおりです。

もっと注目すべき


既に触れているとおり、中東情勢は「石油・兵器・サウジ90兆問題・トルコ問題・難民問題」などと直結したテーマとなっており、欧米株を保有する方は特に注目しておくべきテーマだと筆者は思うのです。
筆者はこれからも、中東情勢を無理なく追っていきます。
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    Author:赤い十月

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    2017年12月6日
    中東は荒れ模様」を追記し、情報源を追加しました。

    2017年12月3日
    「銘柄情報一覧」に記載漏れがあった銘柄を追加しました。ご迷惑おかけしました。

    2017年11月22日
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    ロシアの祝日(2018年版)を加筆しました。

    2017年11月21日
    銘柄情報一覧にて、ティッカーコードを併記しました。

    2017年11月18日
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